【レポート】みんなで走ろうサーキット in 西浦 2015年12月6日(日)
2015年12月6日(日) スパ西浦モーターパーク
12月にしては、それほど寒くなく走りやすかった…
今回も前回同様に、台数MAXの状況でかなりエキサイティング!?
安全重視の走りで、今年の閉め!? のフリー走行。
じっくりとライテク向上を意識して、
皆さん真剣に、楽しく走りました!
改めて、ハングオフフォームのチェックをしたり、
サーキットで走りやすいサスペンションの調整を行ってみたり、
それぞれに合わせたサポートをさせていただきました。
【8:30】
この時期の西浦にしては冷たい海風がそれほど無く、快適。
皆さん、早速準備に取りかかってます。
だいぶサーキットに慣れてきましたね〜
タイヤエア圧調整中。。
準備体操!? も念入りにしてます。
股関節伸ばしときましょう〜 (笑)
皆さん真剣ですね〜
事前にステップワークの確認をしておきます。
【10:00】
早速、本日1本目の出陣!
BMW S1000RR ジョルジュさん、西浦初走行、、
落ち着いて行きましょう!
本日、西浦ライセンス取り立てでこの走り!
フォームが決まってますね〜
CBR1000RR イチローさん、
コーナリングがだいぶ切れ良くなってきました!
膝の接地まで、あと数センチ、、
後ろからジョルジュさんと2人で見てますよ〜
Ninja250R コーシさん、
だいぶ膝が開けるようになってきました!
駐車場でコソ練の成果!?
GSX-R750 masakaさん、
コーシさんとランデブー♪
ハングオフフォームが決まってきてますよ!
前回より、確実にうまくなってきてる!
【11:30】
ちょっと早めのランチでご満悦♪
この現場でイスとテーブルは重宝しますね。。
何やらサスペンションについて、真剣な談議が始まりました(笑)
うーむ、
奥の深いはなしです。。
【13:00】
ここで、コーシさん、
パイロンコースで8の字で特訓!
あえて8の字でハングオフフォームの感覚を確認。
体重移動のタイミングや、スロットルの開け方も叩き込みます!
『このへんから、ガンガン開けようぜ〜』
なんて、言ってませんが !? だんだん走りが締まってきたよ!
あとは…
masakaさんのマシン、
なんか挙動が大きい…
ツーリング向けにリヤサスのイニシャルがだいぶ緩めてある…
ってことで、サーキット向けに若干閉め込む。
カチッとした感触でスロットルが開けやすくなるはずです。
【15:00】
本日、2本目の走行時間がやってきました!
身体も慣れて、午前中よりいい走りができそうです。
BMW S1000RR ジョルジュさん、
初コースを快調に飛ばしてますね〜
CBR1000RR イチローさん、
いい感じで最終コーナー突っ込んできました〜
キレが出てきましたね。
Ninja250R コーシさん、
いままでのリーンウィズから、ハングオフフォームに馴染んできました!
あとちょっと^^
GSX-R750 masakaさん、
ちょっと後方から突っついてますが…
だいぶアグレッシブになってますよ!!
【16:00】
走行、お疲れさまでした♪
走り切りましたね〜
なんだかんだで、朝から夕方まであっという間です。
本日は気候もよく、意外と快適に走れました。
常連さんは前回より走りが進化してきていますね〜
来年も、じっくり走りましょう!
画像集はこちら
↓↓↓
走行動画はこちら
↓↓↓
① BMW S1000RR giorgioさん
基本的なライディングフォームや体重移動のタイミングなどは、スムーズにできていますね。
サーキット走行を楽しむぶんには十分かと思います。
さらに、タイムアップを目指す場合は次のことを意識すると良いです。
・ライン取りの安定化
⇒ 3コーナー、Wヘアピン後の右コーナーなどでアウトインアウトが不十分
・よりハードなブレーキングからのコーナー進入
⇒ フロントタイヤのグリップ力をもっと引き出す
・ストレート区間でしっかりとスロットルを開ける
⇒ 立上がりでバイクが起き始めたら、しっかりとスピードに乗せる
タイヤ性能によっても改善の程度が左右されますが、意識しながら少しずつトライしてみて下さい。
徐々にタイムアップに繋がってくると思いますよ。
② CBR1000RR イチローさん
ライディングとしては、すごく丁寧でスムーズに乗られていると思います。
ただ、その反面、アグレッシブさをもっと出したほうが、走りのメリハリもしっかりして良いです。
現状は、ある程度スピードを保ったまま、ゆっくり倒し込んでコーナリングできています。
バンク角としては、膝擦りできる角度には達しています。
しかし、もう少しのところで膝擦りに至らない…
その理由は、おそらく、
・イン側への体重移動量が足りない
・膝の開きが足りない
今の走りでも、これらをもう少しずつ増やせば膝擦り達成できますよ。
ただ、本質的には、まだまだ前後タイヤへの荷重が少なく、旋回による遠心力もそれほど作用していないので、無理にイン側へ体重移動しない現状の状態で、バランスがとれているのだと思います。
・加速する時は、しっかりスロットルを開ける
・減速する得は、しっかりフルブレーキングをする
・倒し込むときは、素早く倒し込む
これを意識することで、タイヤを路面に押しつけて旋回することが徐々にできます。
比例して遠心力も大きく作用してきますので、自然とイン側へ身体を落として行く方向になってきますので、自然な膝擦りにも繋がってきますよ。
③ Ninja250R コーシさん
リーンウィズから脱却し、徐々にハングオフフォームに近づいてきています。
パイロン8の字の成果ですね。
体重移動のタイミングもまずまずです。
改善点としては、
・上半身に力が入って、ハンドルで倒し込んでいる
⇒ イン側の腕を突っ張らずに、もっとリラックスする
⇒ イン側の肩から積極的にコーナーへ飛び込んで行くイメージで倒し込む
・ライン取りがバラツキ多く、安定しない
⇒ もっとアウトインアウトを意識する
⇒ ブレーキング、倒し込み、立上がり時のスロットルの開け始めのポイントを明確にする
上半身は力まずにもっとリラックスし、毎週安定した走りを心がければ、もっと楽にスムーズな走りが期待できると思います。
④ GSX-R750 masakaさん
以前と比較して、だいぶ深いバンク角で走れるようになっています。
ライディングフォームはきれいです。
ただ、改善したい点としては、
・ライン取りの安定化
⇒ 基本的にいいのですが、単発で大きく乱れる時があります
・体重移動のタイミングが若干遅い
⇒ 倒し込みする時に、身体全体であたふたしている
⇒ よって、スムーズにコーナー進入できていない
・コーナー進入がスピードが落ちる
⇒ 必要以上にブレーキングでスピードを落とし過ぎている
⇒ 結果、返ってその後の過程でのバランスを崩している
フロントタイヤをもっと使って、素早い初期旋回に活かすことができたら、コーナー進入から立上がりまで、ギクシャクせずもっとスムーズに走れるはずですよ。