土砂降りの雨で、スタートディレイドとなった大波乱の決勝。
鈴鹿の天気はホント、急激に変化します。
朝のフリー走行では晴れていたのが…
一時は、完全に川の流れになってます。。
雨が降り続くまま、各チームともレインタイヤを装着し、12:35決勝スタート。
ホールショットはTEAM KAGAYAMA エガーター選手が奪うものの、
ウェットコンディションが得意なTSR 秋吉選手が、後ろから猛追!
2週目にはトップに立ち、ぶっちぎりの様相。
さすがです。
ヘビーウエットで、膝擦ってますねぇ。
後方からは、ヨシムラレジェンドチーム 青木選手もいいペースで追い上げてきました。
が…!
6週目、130Rで、同じヨシムラの津田選手をインからさしたものの、
曲がりきれず転倒…
マシンのリヤタイヤが、完全にホイールから外れている…
青木選手も、身体にダメージを負った模様。
ヨシムラレジェンドチーム、ピットへ戻ることが出来ず、
レース早々にリタイヤとなってしまった。
シュワンツ選手、辻本選手の往年の走りを見たかっただけに残念。
しかし、これもレース。
青木選手の素晴らしい闘志を讃えましょう!
F.C.C. TSR Hondaがトップのまま、16:00には天候も回復しドライコンディションに。
トップ以下、
YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE
Team KAGAYAMA & Verity
MuSASHi RT HARC-PRO
MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP
Honda Suzuka Racing Team
などのチームが、激しいバトルを展開。
トップ安泰と思った矢先に…。
なんと、TSR 秋吉選手が転倒!
130Rで、大クラッシュとなってしまう…。
足に相当なダメージを負ったにもかかわらず、ぼろぼろのマシンをなんとかピットへ戻す。
最速でマシンを修復し、ライダーチェンジしてレース復帰。
そのころ、コース上では、MuSASHi RT HARC-PROがトップに立つ。
好タイムをマークしながら、安定した走りで周回を重ねている。
レース後半、コース上で転倒が相次ぎ、
セーフティーカーが何度も入る異例の事態もあったが、
トップのMuSASHi RT HARC-PROの走りは揺るぎなく、そのままチェッカー。
結果、表彰台は昨年と同じチーム、同じ順位で幕を閉じましたねぇ〜
1位: MuSASHi RT HARC-PRO
2位: YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE
3位: Team KAGAYAMA & Verity
今年は、土砂降りの雨から始まった大波乱の決勝レースで、ハラハラどきどきの8耐でしたね。
また来年も、この感動と興奮を味わいましょう!